めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ 出雲大社 福神祭 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

私事ですが
年越し蕎麦のタイミングは
節分の時でした。

店舗勤務をしておりましたので
大晦日はオールナイト営業や
年明け午前2時まで営業!なんて
年越しを店舗で過ごし、
元旦も遅出で出勤でした。

1月は成人の日までは繁忙期で
それ以降はゆったりとした人出でしたので
必至に販売に勤しんでいました。

「年を越す」といった感覚は
薄かったような気がします。

節分は今ではイコール豆まきと連想しますが
実際の所、立春・立夏・立秋・立冬の
前日ですので年4回あるわけですね。

季節の変わり目の中で
とりわけ立春は農作業の
スタートの時期であり、
一年の始まりと考えられたようです。

そんな訳で春の節分に
年越し蕎麦を頂いたのでした。


このお店は節分の時、炒り豆が付きます。

出雲地方、特に出雲市では
「節分そば」のポスターを掲示する
お店がありますね。

お正月以外に年越し蕎麦と
考えるなら旧暦が素直でしょうか?
神社ではそれに合わせた神事を行う
所もあるようです。

今年の出雲大社の
旧暦元旦の神事「福神祭」が

中止になってしまいました・・・(T_T)

「中止だろうな~。」と
内心思ってはいましたが、
実際中止と知ると、なんか
ちょっと寂しいですね。

今回は2019年2月5日に行われた福神祭の様子を
ご紹介したいと思います。

 

旧暦のお正月行事♪

旧暦の大晦日、出雲大社神楽殿に昇殿し、
新年を迎え、年が明けた旧暦元旦に
行われる神事があります。
新年の清新なる年霊(としだま)を頂戴して
そのお陰を祈ります。
それが「福神祭」です。

「お年玉」。
現在では現金ですが

その昔は歳神様の宿った
鏡餅の事だった
そうです。

前述の「年霊」と書くと
「言霊(ことだま)」にも通じる気がして
神事の祝詞を耳にするだけでも
有り難い感じがします。

明治45年から続くこの神事は
その年の旧暦の元旦が
「甲子(きのえね)」の日だった事に
由来しているのだそうです。

この考えは「十干十二支」が
元となっています。

簡単に書きますが
甲・乙・丙・丁・・・の十干。
子・丑・寅・卯・・・の十二支。
合わせて「干支(えと)」となります。

この最初の組み合わせが「甲子」です。
10と12の最小公倍数、60で一回りし、
61番目にまた「甲子」が来ます。
これを年に当てはめたのが「還暦」です。

また時間や日にち、方角にも充てられる
数詞と行った考えのようです。

高校野球の聖地「甲子園」は
「甲子」の年に作られた事が
名前の由来ですね。
歴史で習う「壬申の乱」や
「戊辰戦争」なんかも
十干十二支からきてますね。

日にちにも充てられ
年間5~6回の甲子の日があります。
出雲大社はこの日、祭祀を行います。
甲子の日を「始まり」と
考えるのだと思います。

一説にはご祭神のオオクニヌシとネズミが
深い関わりがあるからという話も耳にします。
古事記の中の話なのですが
更に長くなりますので省きますね(^^;)

さて、福神祭に話を戻します。
旧暦の大晦日、16時ころから
神楽殿に昇殿が出来ます。

この時、紙の手提げ袋を頂きます。

中にはお神酒、赤飯、クジが5枚、
使い捨てカイロそれと
ステッカーが
入っています。
ステッカーは服に貼り
受付を済ませた証明となります。

毛布を敷き、場所を取り
この時は仕事に戻りました。
休憩をずらし、

場所取りに行かせて頂いたのです。

仕事が終わり、アパートに帰ってから
シャワーと歯磨き、着替えを済ませ
神楽殿に向かいます。

この神事はクジが当たると大黒様の
ご神像が頂けます。
純金、純銀、銅、木と素材に違いがあり
そしてそれぞれに副賞が付きます。

この時の純金のご神像の副賞は
55インチの4Kテレビでした(゜゜;)
お年霊の正体はテレビ!?

この時、私は神楽殿の中で
お店のブログを書いていました。

ちっちゃな椅子とタブレットとキーボードを
持ち込み、せっせと書いてましたね。
この時だけ、神楽殿の中で
飲食が許されますので
実はビールを持ち込んでいたのですが
隣が中学生の娘さんとお母さんでしたので
遠慮しました(^^;)

そして神事の目的のもう一つはこれです。

殿内に巡らされた紙垂(しで)。縁起物です。
竹の先に付け、畑に飾ると五穀豊穣ですとか
神棚に飾ると家内安全・除災招福など、
諸々の「福縁」の御蔭を授かるというのが
民間信仰として伝わっています。
数えると270畳敷の殿内に100ほどしか
ありませんでした。
これはあるタイミングで戴けるのですが
取り合いになります。

少しずつ人が増えてきます。
その度、前に詰めて座る様促されます。

実は場所取りの時に
アドバイスしてくださる大社通の方の
助言に従い、隅っこ近くに
陣取っていました。

その場所は動くことも無く、
他の人と取り合いになるリスクも
少ない場所なのです。

23時頃だったでしょうか。
流石にお腹が空きました。

出入りは出来ますのでトイレへ。
(。。)おや?

お蕎麦屋さんが開いています。
腹ごしらえを。

年越し蕎麦になりました♪
お店の方に毎年開けるのか伺ったところ
出雲大社からお願いされるのだとか。

時間は刻々と過ぎ、年が明けました。
参列者は絶えること無く増えていきます。
午前1時。子の刻です。
太鼓の音が響き神官が参進されました。
神事の始まりです。

粛々と進む神事。
やがて恙無く神事は終わり、祭主のお話です。
アドバイザーから「お話を聞いていると
紙垂を取れるタイミングが解る」と
聞いていました。

ここだ!
はっきり覚えていませんが
何故か解るタイミングがありました。

紙垂は縄の依り目に挟まれているため
無理やり破る事も出来ず
丁寧に取った結果、時間がかかり
1枚だけゲットすることが出来ました。

今でもポスターと一緒に額装してあります。

続いて行われるのは抽選会です。

紙袋に入っていたクジは5枚。
このクジはあるものを求めると
増やす事が出来ます。こちら。

招福御幣です。
赤は魔よけの色。
この時だけ戴ける赤い御幣です。

受付を済ませた証のステッカーを見せ
御幣を神楽殿の御守所で頂く事が出来ます。
初穂料500円でした。
制限が無いようですので
何体か求めるとクジが増えます。

抽選が終わり、すべて終了したのが
午前3時ころだったと思います。
おこもりは続けることが出来、
始発の時刻まで居られると伺いました。

来年、参列の機会がありましたら
ぜひ食事の持ち込みと
御幣をお求めになることをオススメします。

私のクジの結果ですか?
なーんにも当たりませんでした(T_T)

最後に下一桁が合うと御守が戴けるのですが
それさえ・・・
その年の私のテーマは「知足」。
「足るを知る」にしました(笑)

さて。
冒頭書いた通り神事は
参列出来ないのですが
神事は行われる予定で
神官のみで斎行されるそうです。

写真にありました赤い招福御幣は
今年の旧暦の大晦日と元旦に
戴くことが出来ます。
今年は2月11日が大晦日、
2月12日が元旦です。
ちなみに旧暦の大晦日は12月30日です。
31日は無いんですね。
2月の晦日も30日です。

招福御幣は神楽殿御守所にて。
初穂料500円です。
2月11日(祝木)正午より16時30分まで。

2月12日(金)8時30分より16時30分まで
くじ引きは無いようです(^^;)

お付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛下さいますように。

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