みなさま、こんにちは。
4年前に息子に社長を任せ、今は陰ながら支える立場としてめのやを盛り立てております新宮です。
現在はいずもまがたまの里伝承館にある勾玉の工房ですが、元々は私が生まれ育った本店「めのうやしんぐう」にございました。その工房を昨秋、35年ぶりに「めのうやしんぐう」に分設いたしました。
元々、職人として勾玉を作っておりましたので、この機会に職人に戻ろうかとも考えております。
一方で、今は松江観光協会玉造温泉支部のお手伝いもさせていただいておりますので、たくさんの方々に玉造温泉にお越しいただき、その際には「めのうやしんぐう」にも立ち寄っていただいという思いを強く抱いています。
そんな思いから読み物を通して玉造温泉のことやめのうのこと、勾玉のこと、そして頑張っている人たちや私の周りに起きていることなどを紹介できたらいいなと考えております。
▲工房を分設した「めのうやしんぐう」
大正、昭和、平成そして今上天皇様まで四代に渡りご下命を賜りました、当社にとりましてこの上ない名誉と考えています。
最近、本店にいて思う事は玉造温泉の地名の由来が勾玉であることをご存じないお客様ばかりということです。
年末の紅白歌合戦に竹内まりやさんが御統玉(みすまるのたま)を着用して歌われましたね。
子の年は干支のはじまり、リセットして新たなチャレンジをする年だそうです。
彼女の出雲愛に感動し、私ももう下り坂の人生ですが、日本で唯一の出雲型勾玉を伝承する当社の事をもっと知ってもらいたいとの思いから気まぐれに不定期に(ここは強調)思いついた事を書いていこうかな?と思っています。
私自身も35年ぶりに工房に入り(5年前にも一時期入りましたが)工具の進歩には驚くばかりです。
製作工程、製作時間がすばらしく短縮され生産性が改善されていました。
こちらの工房には松下と私、いずもまがたまの里伝承館には村田、恩田、津戸、北野、本田がみなさまをお待ちしています。
35年前には職人が1人だけになり、「いつまでもつのかな〜?」と悩んでいた事がウソのようです、本当に感謝です。
これからも気ままに、気軽に、不定期に更新していきますのでお付き合いいただけましたら幸いです。
インスタグラムも始めましたのでこちらもどうぞみてください。
勾玉の聖地玉造温泉「本店めのうやしんぐう」より