しんぐうのまがたま日記

【しんぐうのまがたま日記】春の訪れ「立春」| 二十数年かわらぬ習慣…私の「節分」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

立春、暦では新しい春(年)のはじまりですね。

立春の前の日、節分は大晦日ということでしょうか。

そこで私のもう20数年変わらぬ節分の行事を紹介してみようと思います。

まずは氏神様である玉作湯神社へお参りして日頃の御礼とこれからも御守りいただきますようにと御祈願をさせていただいています。そして願い石の御聖水でわたしがいつも身に付けている勾玉のブレスレットを清めさせていただいています。

≪関連記事≫
【鉱物と暮らしのアイデア帳】出雲型勾玉  第4回『出雲型勾玉へ願いを込める  玉作湯神社編』

そして奥出雲の須佐神社へ向かいます。
いつの頃だったでしょうか?スピリチュアリストの方が日本で一番パワーのある場所と何かの本で紹介したら県外からもたくさんお参りされるようになりました。

御神木である大杉に触られる方、中には皮を持ち帰る方まで現れて、ついに柵を設置されてしまいました。
ここの神社では全国でも唯一節分の日にだけ行われる特別な行事があります。

それが「茅の輪」のお授けです。
私たちはその茅の輪をいただき首にかけて持ち帰り家の玄関に掲げて疫病除け悪災厄除けとしているのです。
私たちの地方ではこの季節になると必ず天候が悪くなるので「節分荒れ」とよんでいるのです。
(もうひとつ神在祭のお忌荒れというのもあります)

特に奥出雲は雪が多く行くだけでも大変なのですが、豆まきが始まる頃の時間帯は駐車をする場所がなくなり大変な思いをするので近年は時間帯をずらして行く事にしていますが今年は雪がまったく無く春のような気候の上に臨時駐車場が設けられシャトルバスが運行していました、これでより沢山のお参りがあるといいですね。

そして次に向かうのが私たちは北島さんと呼んでいますが出雲大社北島国造館です。
(出雲大社の右側、古代博物館との間辺りかな)

普段は静かなのですが私が知っている範囲では節分と杓子祭りの日には大変な賑わいです。
(もちろん他にも行事がありますが私が行ったことがないので・・・)

こちらでいただくのが「清めのお砂」です。この砂を持ち帰り家の四隅と玄関に撒き清めます。

最後に向かうのは私が出雲大社様にお参りした時には必ず訪れる場所、『素鵞社(そがのやしろ)』
パワースポットであるここでは、私の勾玉にパワーを頂くのです。

≪関連記事≫
【めのうさとえすこな散歩】神在月 出雲大社 | ご利益たっぷり「お砂」の入手方法と正しい参拝方法

皆様にも良い年でありますようにご祈念申し上げます。

勾玉の聖地玉造温泉「本店めのうやしんぐう」より
新宮正朗