めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ 出雲大社 神等去出祭 編

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

お陰様で今年は八社の神社の神迎祭に
参列もしくは参拝させて頂きました。
年内中にブログでご報告を済ませたいと
考えております。

ちょっと引っ張りますが
お付き合いよろしくお願いします。

さてさて。
出雲大社の神等去出祭に
参列させて頂きました。
神迎に参列しましたので
やはり送らせて頂きたいですものね。

出雲大社の神等去出祭(からさでさい)は
夕刻の16時より営まれます。
15時半頃、手水を使い拝殿前で
開祭を待ちます。

境内に風がちょっとあり、
75畳の大きさを誇る国旗が
はためいていました。

境内には神等去出神事を待つ参列者が
拝殿前に並んでいました。
今年は拝殿に昇殿は出来ず
神官のみで斎行されました。

並んでいる皆さんは
祭祀を見届けようと
されているのかと思います。

私は毎年八足門前におり
最後のお立ちの声を聴くようにしてます。

時刻は16時を少し回った頃、
お祓いを済ませた神官達が参進してきます。

この日が神様を送る日だと
知らない方もいらっしゃるようで、
「何があるんですか?」と
聞いている人もいました。

神官達が拝殿へ昇殿されるのを見届け
八足門へ移動します。

この日のために早朝、姫路から来たという
グループの方と一緒に端の方へ陣取ります。
実は、参拝の邪魔をしてしまい、
警備の人から注意されました。㎜(_ _)㎜

姫路からの方が声をあげました。
何かなと思いましたら彩雲が出てました。

いつの間にか風は止み、掲揚塔に
重なる様に薄っすらと虹色に雲が
色づいています。
参列者へのプレゼントの様に思えました。

神様が宿る榊、ヒモロギを覆う
絹垣を持った神官が
西の十九社へ向かいます。

しばらくして神官たちが十九社へ。

神前で一拝した後、正面から昇殿されます。

絹垣で覆われた向こうで、ヒモロギが
外にお出になり、拝殿へと向かいます。

時を同じくして、東の十九社からの
絹垣も拝殿へと向かいます。

拝殿内では八百万の神々を神前に迎え
神事が進んでいる事でしょう。

私は依然、八足門前で待機をします。
旅立ちの合図の役目の神官を待ちます。

ですが残念な事に警備の方から、神事の
写真撮影の禁止と言われてしまいました!

言葉で説明しますと、
神事が終盤になり、いよいよ旅立ちの時
神官が一人、拝殿から八足門に入り
本殿の前の門の御扉を叩き、
「お立ち~お立ち~お立ち~・・・」と
3回叩き唱えます。
神々が出雲大社からお立ちになる合図です。
その場所がこちらです。

やや前かがみになり
頭より高い位置を平手で
バンッ☆「お立~ち~」✕3といった所作です。

八百万の神々は出雲大社境内から離れ
出雲の空に旅立ちます。
まだ出雲には残られる神様が
いらっしゃるそうです。

役を終えた神官が戻っていきます。

しばらくして神官たちは
拝殿より退下。
神送りが終わりました。

十九社もその扉が閉められようとしています。

その名の通り十九枚の扉を持つ十九社。
扉が閉じられ
鍵が掛けられていきます。

閉じるたびに「ぎいぃぃぃぃーー」と
軋む音が響き、その後「ガチャっ」と
鍵が閉められる音が遅れて聞こえてきます。

来年の神在まで開くことの無い
十九社の扉の音に哀愁を感じ、
何故か見届けてしまいます。

最後の扉が閉じられ施錠されました。 

鍵の袋を首から下げた神官が
戻っていきます。

御朱印を頂きました。

神等去出祭が終わりました。
先程申し上げた、まだ帰らない神様。
その神々にいい加減に帰って頂くため
出雲大社は12月10日に
第二神等去出祭を行います。

12月10日は旧暦10月26日。
この日は万九千神社の
神等去出祭の日でもあります。

神迎え、神送りと各社がそれぞれ
神在祭を斎行され、暦が進んでいきます。
出雲の冬はそんな風に深まっていきます。

本日は出雲大社の
神等去出祭の様子をご紹介しました。
お付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛くださいますように。

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