めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ スサノヲの足跡 須佐之男の腰掛岩・来坂神社 編 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

SNSを見ると桜の話題が多いですね。
かく言う私も何回か自身のSNSで
桜の写真をUPしています(^^;)

満開のタイミングと休みって、
そう都合よく合うわけでもなく
「週末には散っちゃう?」と思った
出雲大社の境外摂社、出雲井社。
今年は撮れないかなぁなんて
諦めていたのですが
「そうだ!夜撮ってみよう!」と

思いつき、会社帰りの夜9時過ぎに
三脚を使って写真を撮ってみました。
この日は十六夜で
月明かりもあると思ったからです。

あれ?思ったより普通・・・
ちょっと設定と構図を変えてみました。

結果、ビミョーな事が解りました(^^;)
やっぱり桜は太陽の下がイイですね!


さてさて。
前回は仏経山の麓にある

スサノヲが降臨した際に
乗ってきたと伝わる「舟石」と
その近くに鎮座する「祇園神社」を
ご紹介しました。

今回のスサノヲにまつわる神蹟は
スサノヲが座った岩と伝わる
「須佐之男の腰掛け岩」をご紹介します

国道431号線から出雲市営の
天王山キャンプ場を目指します。
スサノヲは神仏習合の際
「牛頭天王」といわれていましたので
それだけで縁を感じます。

キャンプ場を通り過ぎると直ぐ左手に鳥居、
右手に駐車スペースがあります。
その駐車スペースの奥に件の
「腰掛岩」があります。


何度かこのブログに出てくる本、
「石神さんを訪ねて」によりますと
『高さ約2.5m、周囲約10mの岩に
スサノオノミコトが腰を掛けて

出雲の開拓を考えた、と伝承が残る』
とあります。
私も腰掛けて見たかったのですが
注連縄が巻かれた痕がありましたので
止めました( ̄▽ ̄;)

実際に眼下には出雲平野を見渡せ
その伝承にあるように、スサノヲは
出雲の開拓、つまりは国造りの算段を
この岩の所で練ったのでしょう。
大変悩みながら進めたのでしょうか!?

では神社に行ってみましょう。

整然とした石段が続きます。
二の鳥居は銅製でしょうか?
文字が施されていますね。
 

途中には池があります。

私が初めて参拝した6年前も
水はありませんでした。
そして傍らにスダジイの古木があります。

境内へ。

石段を登りきると楼門では無く
門番の神様の社が向かい合わせにあります。

来坂(くるさか)神社 出雲市矢尾町787。


注連縄は向かって左、神様から見て
右側から撚り始める出雲大社と同じ様式です。
一般的な注連縄とは逆で通称「大黒じめ」と
呼ばれる向きに掲げてあります。

立派な本殿ですね!
所々新しい木の色が見えます。
ご修造された様です。

この場所は背後に連なる出雲北山山脈の
最高峰「鼻高山」の
南側に鎮座している神社です。

鼻高山はスサノヲが自らの御魂を鎮めるため
「吾が神魂は柏の葉の止まる所に住まむ」と
宣言し柏の葉を投げた山、
「熊成峰(くまなりのみね)」の候補地と
いわれています。
スサノヲに縁の深い山の
前にある神社なんですね。

鼻高山山頂からの眺めです。
奥は宍道湖。2019年7月撮影。

「国見」という地名や
神様が国を見渡したという神蹟が
アチコチにあります。
見渡した神様はその土地を
領土として治めていた場合が

あるようです。
「国見」は「領有」に繋がったのですね。

「スサノオノミコトが腰を掛けて
出雲の開拓を考えた。」
国見をするなら前出の鼻高山の方が
遥かまで見渡せます。
中国地方最高峰の大山にはオオクニヌシと
スクナヒコナの国見の伝承があります。

見晴らしのいい山は
それなりの伝承が残ります。
コチラは「腰を掛けて考えた。」
ちょっと違うのかな?
そんな風にも感じます。

そんな事を考え参拝させていただくと
この石神さんや神社はスサノヲが
出雲の国造りを画策した事務所なのかな?
なんて想像が馳せます。
件の腰掛岩でロダンの考える人宜しく
悩むスサノヲの姿( ̄▽ ̄)b

英雄スサノヲにちょっと垣間見る人間臭さ。
ヤマタノオロチ退治の後、踊ってしまったり
何かスサノヲにはちょっとクスっとさせる
魅力がありますね。
それれ故に伝承も多いのでしょうか?

一通り写真も撮っての帰りがけ、
改めて腰掛岩のところへ戻ると
その上にスミレでしょうか!?
ちょこんと咲いていました。

日本の神様には「万能」な神様は
いらっしゃらないようです。
かのアマテラスも弟神スサノヲの狼藉に
全てを放棄し岩屋戸に隠れこもったり。

出雲国風土記には仲の悪い自身の親神を
海から川を逆流させた波で流してしまう
地名由来の話があり、
神様とはいえ人と同じ、もしくは近い
感情を持っている様に感じます。

過去の偉業の岩であろうこの岩に
スミレが咲いているところも
なんかクスっとさせる
日本の神様のおおらかな一面を
表しているように思えました。

お付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛下さいますように。

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