めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ 神籬(ヒモロキ) 磐座(イワクラ) 磐境(イワサカ) 編 ~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

 

私、先日デビューをいたしました!
何のデビューかといいますと「鉈」、
ええ、「なた」です。

この事を先日サルオさんに話しましたら
「ナタってなんですか?」と
聞かれてしまいました(笑)

今は生活に必要ないですよね(^^;)
私は中学生の頃まで薪割りに
マサカリとナタを使ってました。
実家が廃材の木材で沸かす風呂でしたので。
貴重な体験でしたね。

今回なぜ鉈が必要だったかといいますと
こんな感じの所を枝を払いながら
登って行ったんです。


もう何度目の登場でしょう?
秘境探索仲間の三代氏です。

今回行ってきた場所はここです。

立久恵峡の天狗峯。
以前ご紹介したのはその左に見える
天柱峯でした。


最後はこんな感じでロープを伝い登ります。
ロープは偶然見つけたのです。
先人がいたという事です!
もはや登山では無いですねー( ̄▽ ̄;)

頂で淹れたコーヒーは格別でした♫

 

さてさて。
今回は題名にもある、
「神籬(ひもろき)」
「磐座(いわくら)」
「磐境(いわさか)」

を説明させて頂きます。

このブログでも何度か使わせて頂いている
文言もありますが、解りにくかったかと
反省しております(>_<;)
今更ですが、私も混同してそうなので
再確認させて頂きます。

まずは「神籬」と「磐座」。
この2つを同義としている
考えもあるようですね。

ですが調べてみると違った考えがあるようで
その方向で説明させて頂きます。

まずは「神籬」。
これは神様が憑依する
「依代(よりしろ)」の事。
また新たな文言がでました。
これは、神霊が依り憑く対象物の事。

古代の祭祀は、社殿が無く、
祭祀の場所に神様からお越し頂き、
祭祀が終わればお帰り頂くといった
形式でした。
現在でも地鎮祭などこの形式ですね。

その時神霊が憑依する依代が「神籬」です。

2020年、朝山神社神等去出祭の際

案(八本足の台)に立てられた神籬。
八百万の神々が宿られています。


2019年凉殿祭。
大きな御幣が依り代。

「磐座」も神霊が憑依する依代としては
同義ですが、神籬は移動できるもの、
御幣や榊、木綿(ゆう)またはそれらを
組み合わせたもので、祭祀の際に
「立てる」といった所作に叶うもの
といった定義もあるように感じます。
磐座はその場所に置かれたり、
存在する「岩」であり
持ったり、動かしたりは基本しない、
または出来ない依代のようです。

そして「磐境」。
読んで字のごとく「磐(岩)」で作られた
「境(さかい)」から派生した言葉。

岩で区画を作り、その中心に神霊が降臨し
憑依する「神籬」や「磐座」を据える。
つまりは祭祀の場所、祭場(斎場)としての
聖域を表す言葉のようです。

霧島神宮の斎場。2019年10月撮影。
元は社殿がありましたが
火山噴火の影響で焼失したそうです。
現在は祭祀の場所になっています。
磐境と呼べるのでは?


万九千神社の御神体。
公式HPでは「磐境、神籬」とありますので
もしかしたら磐境の中央にある磐座と
その周りにある榊?の木の
両方を指しているのかもしれません。

となると、神様に関わらない岩、
最近ではこの岩をブログに載せました。

御神像の様に見える岩は

磐座ではなく「巨岩」という事でしょうか?
神様が宿る岩では無いようですので
単に大きな岩、もしくは「奇岩」、
先日読んでいた資料には「怪石」といった
言葉もありました。

 

磐座は神様そのものであり、憑依する岩石を
磐境と考える説も検索出来ますが、
今回は私が一番しっくりくる、
イワクラ学会理事の平津豊氏の
Facebookの記事から引用させて頂きました。

これからも「神籬」や「磐座」は
このブログに登場する文言かと思いますので
解りやすく書こうと誓う私でした。

 

本日もお付き合いくださって
ありがとうございます。

またの更新をお楽しみに。
ご自愛下さいますように。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加