めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ 出雲大社 鎮守社 編 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

 

古事記の国譲りの舞台、そして
出雲国風土記では国引き神話に登場する
稲佐の浜。弁天島のロケーションが
私イチオシの映えスポットです。
現在の稲佐の浜がこんな感じです。

これは来年の3月末までの工期で
環境整備の護岸工事を行っています。
何のことやらと思いましたら
浜の砂が風に舞い、近隣住宅の方々が
砂害に困っているのだそうです。
そこで、砂の飛散を防ぐ工事なのだとか。
風景が変わってしまうかもしれませんね。
今なら、弁天島とショベルカーの
2ショットが見られるかも!?

 

さてさて。
本日は出雲大社の隣、神楽殿裏にある
「鎮守社」をご紹介します。
どこにあるかと言いますとコチラ。

このイラストマップは出雲大社HPから
ダウンロード出来ます。

さあ、行ってみましょう。
神楽殿の建物の右側を奥に進みます。

すると「鎮守社」の看板と
ちょっとリアルなウサギさんがいます。

神楽殿は千家國造家、出雲大社教の
施設ですので、MAPには
「國造家鎮守社」と書かれてあります。
出雲大社の摂末社では無いのですね。

奥に3社、向かって左に1社、
右に2社、合計お社が6社あり、
出雲大社の境内社とは
また違った雰囲気を感じます。

ここを訪れるといつも面白いなぁと
しみじみ思うのは、左手にある天満宮。
祭神は学問の神、菅原道真、天神さんです。

社殿前に筆を持つウサギさん。

そしてコチラの参拝の際の風習の様なのが
「鉛筆の奉納」です。

よく見ると、よくぞここまで使った!とか
お尻同士をセロハンテープでくっつけ
勉強に励んだ証が目に入ります。

その他にも國造家の先祖神や食物神、
竈の神様やスサノヲの御子神、
または代々の國造の御霊や子孫繁栄に関わり
女性神を称えるお社などなど、バラエティに
富んだラインナップで神社が
構成されています。

そして個人的に気になるもう一社が
「火守社(ほもりのやしろ)」。

なにか火事除けの様に聞こえますが
火事除けのお社は別にあります。

火守社は、1774年に建立された
現在の出雲大社本殿の遷宮に尽力された
その当事者の國造と、導きの神様
サルタヒコとを合殿で祀っています。

この時の國造は現在に導いてくださった
といった事なのでしょうかね?
多分充てられた字の「火」は「霊(ヒ)」。
タマシイの事だと想像します。
「守」は守る、受け継ぐの様にも取れますが
「カミ」と考えると長官や長(おさ)の意味に
考えられますので、國造の霊(タマシイ)を
代々引き継ぎ、その道先案内として
サルタヒコが相殿でいらっしゃる様な
そんな気がします。
まあ、問い合わせれば
すぐ解るのでしょうけど想像してみました。

神楽殿のご神座も見ることが出来、
手前に5基、石碑があります。

そのうちの1基に「千人祈祷病氣平癒開願碑」
の文字が刻まれ、過去に大勢の方々が
病気平癒の祈祷をされた足跡が見えます。
コロナ禍の現在、まだまだ気を
引き締めなくちゃと、
そんな想いで帰ってきました

あ、この場所は16:30に閉められますので
早めに参拝を(^^;)

 

本日もお付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛下さいますように。

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