めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ 朔日詣りや中日の参拝 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
読みものを更新しました。
しばしお付き合いください。

先週の木曜日、1月20日は二十四節気の一つ
「大寒」でした。
私、今まで知らなかったのですが
「大寒の水」という言葉があるんですね!
大寒の日に汲んだ「大寒の水」は体に良く
そして腐りにくいのだとか。

タンクを持っていて、よく湧き水で
コーヒーを淹れていたのを思い出し、
前日せっせとタンクを洗い
出勤前に汲んできました。

自宅から通勤路をちょっと寄り道すると
「浜山湧水群」という水汲み場があります。

ヤマタノオロチの口から水が汲めます。
最近は、この水でコーヒーを淹れています♬

 

さてさて。
本日は朔日参りの事を書かせて頂きます。
朔日(ついたち)は旧暦の一日の事。
旧暦、つまり太陰暦は月の満ち欠けに
暦を充てたものです。
これで行きますと、毎月一日は新月となり
十五日はほぼ満月になります。
一ヶ月のスタートは月と共に始まるんですね。

神社では「月始祭」を斎行される所もあり、
また月次祭を斎行される神社もあるようです。
自由に参列でき、昇殿の上参拝出来る神社も
あり、スタートには身の引き締まる思いかと
想像します。

恥ずかしながら私、
参列したことは無いのですが
例えば出雲大社であれば、八足門内にで
参列出来るようです。
初穂料を納める人、そうで無い人も
いらっしゃると伺っています。

現在は太陽暦ですが、一日に参詣する風習は
今でもあり、先月の感謝と今月の誓いを
神前で報告したりしますね。

私が毎月行っている「潮汲み」は
いわば禊の参拝。
稲佐の浜で早朝に潮(海水)を汲み

神社を浄めながら参拝します。
先月の罪穢れを祓い、恙無く過ごせたことの
感謝と、今月も健康でしっかり働くことを
宣言して来ています。

2021年12月の稲佐の浜。

また、神社では「甲子祭」を斎行される
所もありますね。
一日一日に充てられた十干十二支が
60日で一巡してスタートに戻るこの日。

今年は6回あり、コトバンクによると

甲子の夜,仏寺で大黒天を祀る祭り。
陰陽道で祭祀を行うのに吉日とされる
甲子と仏教,神道の習合による習俗。
特に甲子の日が重視され,
各地の大黒天を祀った寺院で縁日が開かれる。

とあります。
出雲大社でも甲子祭が斎行される所を鑑みると

大黒天=大黒さま=オオクニヌシの
様相からなのでしょうね。

「初め良ければ全て(終わり)よし」といった
ことわざが示すとおり、我々日本人は
始まりを重要視していたのかもしれません。

暦を見ると1月11日が甲子の日だったようです。
過ぎてました(^^;)
次の甲子の日は3月12日(土曜日)の様です。

 

本日もお付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛くださいますように。

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