めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ スサノヲの足跡 スサノヲの鬼退治の軌跡 編 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

「古事記と出雲」のブログで
八岐大蛇退治編が終わりました。
新たにオロチの情報や伝承や
神蹟を見つけたら
こちらのブログで
ご紹介しますね♪

さてさて。
今回は先日のブログで予告した通り
多倍神社の首岩に繋がるような
スサノヲの鬼退治の伝承を追ってみます。
先日のブログをお読みで無い方は
コチラからどうぞ。
八岐大蛇退治その21

確認ですが前回の
多倍神社と鬼の腰掛岩の位置は
こんな感じです。

多倍神社の北、
500mほどの所にある目田森林公園。
そして神社の東側を南北に「波多川」が

流れています。南(下)が上流です。

多倍神社の御由緒では鬼の棲みかは
目田森林公園がある山の
「鬼の窟(むくろ)」なのですが
波多川沿いに残る伝承では
「乙立(おったち)」となっています。

乙立は「立久恵峡(たちくえきょう)」
という景勝地がある場所です。

立久恵峡。

※出雲観光ガイドHPより引用

出雲観光ガイドのHPには
「その景観が九州の耶馬渓谷に
似ていることから「山陰の耶馬渓」
とも称され、約1kmにわたり
高さ100~200mもの奇岩柱石が
そそり立っています。」
とあります。
どれどれ、九州の耶馬渓を見てみましょう。
(。。)

耶馬溪 一目八景。2019年10月撮影。

大分の本家「耶馬溪(やばけい)」。
確かに似た雰囲気の景勝地ですね。

本耶馬渓にあるお寺には
鬼のミイラがあったとかで

鬼伝承は怪岩奇嶂と
セットの事が多い様です。

話しを出雲に戻します。
多倍神社の東に流れる波多川にある
スサノヲの鬼退治の伝承では
乙立から大呂までスサノヲは
鬼を追い詰めます。

そして鬼を捕まえるのですが
その時使った道具は「網」。
その網が岩として残っているという
伝承が有るのですが
残念ながら、その岩は道路拡張の際
平らに削られ、道路の下に埋められて
しまったのだそうです。

ですが、その近くにも岩があります。
よぼし岩。出雲市佐田町大呂。

「よぼし」は「烏帽子」の事でしょう。
角度によって、ピョンと尖った形が
烏帽子を連想させます。
別角度だとコチラ。

そしてこの近くに半分道路に
埋まった岩がありました。

向こうに見えるのが前出の
「よぼし岩」です。

網目の模様の様な亀裂があり
この場所の近くにあったという
「網掛け岩」もきっと
網目模様に亀裂が走っていたのでしょう。
どうやらもっと細かい網目だったそうで
ちょっと惜しまれますね。

想像するに網で鬼を捕まえたスサノヲ、
鬼は暴れたのでしょう、被っていた烏帽子を
落としてしまったのでしょうね!

この場所からさらに川上へ向かうと
もっと巨大な岩が屹立しているのを
見ることが出来ます。

波多川が湾曲して流れる場所に
ドーンとある「かぶと岩」。
スサノヲが鬼を捕まえた後、
顔を洗いに川へ降りたところ
被っていた兜を落としたのだそうです。
それが岩になったのがこの「かぶと岩」。

2枚目の写真の左側に車が写っていますが
運転していてもガードレールの上に
岩の頭が見えてきます。
以前この道を通っていた時、湧き水を見つけ
車を停めたのです。

停める前から
このかぶと岩が目に入り、驚愕しました。
看板もあり、伝承にほっこりしたのを
覚えています。
スサノヲさんは、鬼退治が済んで
安堵したんでしょうね♪♪
兜を落として忘れるなんて。


更に川上へ向かうと波多神社があります。
島根県雲南市掛合町波多344番地。

拝殿前にそそり立つ大杉。
以前はもっと立派な杉の木があったそうですが

燃えてしまったそうです。
根本に空洞があり、四畳半ほどあって
子どもが20人入れた、
との
記録があるそうですから
かなりの巨木だったようです。

社頭の説明。

またコチラには「波多剣大明神社」が
合祀されていると伺い、
スサノヲに関連があるのかと訪ねました。

社頭の説明によると剣神社の神様は
中津島比売命(なかつしまひめ)。
神名から航海や船舶に関わる女神の
様にお見受けします。
ではなぜ「剣」何でしょう?

神社の概要を拝見すると、
波多剣大明神社があった場所は「刀根」。
もしかしたら「刀」の文字から
「剣」に発展した社名かもしれませんね。

多倍神社の別名も剣神社。
そしてスサノヲの鬼伝承の川上に
「波多剣大明神社」。
鬼伝承の残る川の両端に
「剣」を関する神社!?
これはスサノヲ伝承が両端にあるのかな?

と期待しましたが、最後は期待通りでは
無かったようです(^^;)

 

お付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛下さいますように。

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