めのうさとえすこな散歩

神社な日常 知って得する神社のあれこれ ~ 赤岩神社参拝 編 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

 

神蹟を訪ねて山に入ったりすると
お城跡でしたり戦争遺跡に出会う事が
何回かありました。

先日はそんな戦争遺跡を見に
日御碕灯台から高尾山という山へ

トレッキングをしてきました。

山頂から日御碕灯台が見下ろせます。

山頂にある海軍施設跡。
レーダーが設置されていた様です。

その途中の海岸の「おわし浜」。

並が殆どないベタ凪で
海がキレイでした。
と、看板に浜の名前の由来が!

スサノヲが御座した(おわした)
という事からだそうです(゜_゜;)
ちょっとビックリでした。

高尾山へのトレッキングは
出雲観光協会がコースとして
企画するようです。
なかなか面白いコースでしたよ^^b

 

さてさて。
本日は「赤岩神社」をご紹介します。

「古事記と出雲」のブログで
「赤猪岩神社」をご紹介しました。
日本には珍しい「再生」の神社ですね。

今回ご紹介する「赤岩神社」は
その赤猪岩神社から距離にして10㎞弱、
車で15分ほどの場所にあります。

気になりますよね(^^;)
「山陰の古代史」というHPには
1935年編さんの「鳥取県神社誌」に
創立年月不詳。
往古より大神山神社の摂社にして
赤磐権現と号す。
最も幽邃(ゆうすい。景色などが奥深くて
物静かなこと。)
にて赤岩壁立つ間に
鎮座地あるを以て此の社号あり。
明治元年赤岩神社と改称せらる。
とあることを書いています。

ご祭神はニニギノミコト、
オオヤマツミ、コノハナサクヤヒメ
そしてスサノヲとクシナダヒメ。
「大神山神社」は大山の中腹にある神社で
その摂社という事ですが、大神山神社に
祀られているオオクニヌシやスクナヒコナは

いらっしゃらない様ですね。

お待たせしました。
境内の写真を。
赤岩神社。
鳥取県西伯郡伯耆町上細見257番


ちょっと急な石段です。

石段脇には巨石がゴロゴロ。


しかも両脇にです。

拝殿が見えてきました。

そうなんです。
この神社の背後の岩は赤いのです。

拝殿の瓦と重なるような色です。

見えているのは拝殿。
本殿は岩屋の中にスッポリ収まっています。

この辺一体が赤い岩?と思いきや
岩屋の付近のみの様で、
狭い境内の端の石は赤くはありません。

赤い岸壁を見ると
こちらの岩の方が赤猪岩に
見えてきそうですが、
赤猪岩神社の様にその石が
封印されているわけでもなく、
貝の女神の神蹟が伝わっている訳でも
なさそうです。

本殿がある横穴ですが、もしかしたら?
と思う事がありました。きっかけがコチラ。

 

平成9年に石材屋さんが
拝殿前の登り口の踏み台石を
寄贈されています。
この神社のすぐ近くの石材店の様です。
もしかしたら、この場所は石切場?
私の想像で根拠はありませんが
そんな事を想像してしまいました。

赤い岸壁からこちらがオオクニヌシが
八十神に騙され命を落とした場所に
ふさわしいのでは?
なんて声も聞きますが

私は素直に赤猪岩神社が
その場所と考えることにします。
色々思うことはありますが
もし、この場所だとしたら
なにか隠さなければならない理由が
あったりするのでしょうね(^^;)

楼門前には狛犬とキツネさんが
仲良く並んでいますが
お稲荷さんの雰囲気は無く
ご祭神は隠されていたりして・・・
なんて思えてきました。

そして強いて言うならば
八十神が「赤い猪」と騙した岩「赤猪岩」は
こちらか、この巨石の下かなあ、なんて
想像はしましたけど(^^;)

楼門横にどっしりとした巨石があります。
まあ、妄想の行きを超えませんので
今回はこの辺にさせて頂きます。

本日もお付き合いくださって
ありがとうございます。

またの更新をお楽しみに。
ご自愛下さいますように。

 

よろしかったら赤猪岩神社のブログはこちら。
古事記と出雲㊷ 大国主命⑦ ~ オオクニヌシの受難その1 赤猪岩神社 ~

古事記と出雲㊸ 大国主命⑧ ~ オオクニヌシの受難その2 赤猪石・赤猪神社跡(元宮) ~

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