みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
読み物を更新しました。
しばしお付き合いください。
去る10月30日の事ですが
出雲大社がライトアップされました。
ブルーに!
これは「世界糖尿病デー」のイベントとして
今回で7回目を迎えました。
コロナ禍の影響で昨年から開催が非公開で
今年もシークレットでした。
情報網のおかげで今年は
写真を撮ってこれましたので
画像のおすそ分けを♬
さてさて。
ここ最近、毎週日曜日は「古事記と出雲」を
更新していましたが、しばらくは
神在祭に関する読み物をお送りしようと
考えております。
というのも、出雲地方には
八百万の神々が集い、祭祀を斎行する神社が
10社ほどあります。
また神在に関する神事を過去にやっていたが、
今は廃れてしまったり、または復活したり、
宮司が秘儀としてお一人で斎行されたりと
神社によっては様々です。
神在祭の由来も幾つか存在しています。
全国的には出雲大社の神迎祭や神在祭が
ポピュラーですね。
神様が出雲に集う理由は縁結びの会議、
「神議り」だけでは無いようです。
これから一ヶ月あまりを予定し、
そんな松江市・出雲市の神在祭を
追いかけてみたいと考えております。
さて。
先程、出雲大社の「神議り」と
書かせて頂きました。これは
目に見えない繋がりを「ご縁」と考え
人と人とのご縁、人と仕事のご縁、
物とのご縁、お金とのご縁などの繋がりを
八百万の神々が会議でお決めになる。
出雲界隈と熊野大社の神在神社の由来です。
一報、松江市にある佐太神社では
母神イザナミが無くなった10月に
全国の神々は母神を偲びに参集する。
といった由来が神在祭の起源として
伝えられています。
神在祭の読み方も佐太神社は
「じんざいさい」と読み、この事が
「ぜんざい」発祥の理由のようですね。
これはこの時期の寒さため、お供えした
餅を食べ暖を取ったという説があります。
では出雲の方は何で暖を取ったのでしょう?
万九千神社は数年前から
「からさで蕎麦」という名称で神送りの後、
「釜揚げ蕎麦」の屋台が立ちます。
これは、茹でた蕎麦を蕎麦湯ごと器に盛り、
出汁をかけ食べる蕎麦で、熱々の食べ方です。
松江界隈と出雲界隈、神在祭の中身が
少しずつ違うところがありますね。
確かに出雲の神在神社は神在期間は旧暦、
松江の神在神社は新暦のところが多く、
これも少し違うところです。
では、神在神社10社と令和3年の
それぞれの神在期間をご紹介します。
◆出雲大社
11月14日(日)~11月21日(日)
◆日御碕神社
11月15日(月)~11月21日(日)
◆朝山神社
11月5日(金)~11月14日(日)
◆万九千神社
11月21日(日)~11月30日(火)
◆熊野大社
11月14日(日)~11月30日(火)
◆六所神社
11月14日(日)~11月15日(月)
◇佐太神社
11月20日(土)~11月25日(木)
◇神魂神社
11月11日(木)~11月18日(木)
◇多賀神社
11月25日(木)~11月26日(金)
◇売豆紀神社
11月3日(金)~12月9日(木)
では今年の神在祭神社のレポート、
乞うご期待ということで!
本日もお付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛くださいますように。