めのうさとえすこな散歩

古事記と出雲㊶ 大国主命⑥ ~ ヤガミヒメの故郷 賣沼神社 編 ~

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みなさまこんにちは。
オンラインショップの朝倉です。
ブログを更新しました。
しばしお付き合いください。

 

本題に入る前にちょっと。
「白兎」なんですけどね(^^;)
ふと思い出したのですが、
「鳥獣戯画」の兎も白いですよね。
鳥獣戯画 著作権フリーのはずだぞこのやろう

よくみるとカエルも追いかけられている猿も
白いといえば
白い描写でしょうか(^^;)
日本最古の漫画「鳥獣戯画」の魅力に迫る!気になる作者や著作権は? - 旅好きアラサー女子の世界一周ブログ

目が赤い白ウサギはアルビノを固定化した
品種改良のウサギで
明治以降に一般化したようです。

対して冬毛の白いウサギは
目は黒だそうです。

古事記では「稲羽の素兎」の場面では
「蒲の穂」が出てきますので
ウサギは冬毛では無いはずです。
アルビノかなぁなんて思ってしまいますね。

まあ鳥獣戯画はみんな白いので
色を塗ってないだけでしょうけども。

ちょっと兎で思い出したので
書かせていただきました(^^;)

 

さてさて。
前回は白兎海岸をご紹介しました。
今回は八十神たちが嫁に娶ろうとした
稲羽の女神について
書かせて頂きます。

お目当ての女神は稲羽のヤガミヒメ。
その「稲羽(因幡)」は

現在の鳥取市といわれています。

ヤガミヒメが祀らている神社がこちら。
賣沼神社 鳥取市河原町曳田169
写真の説明はありません。

写真の説明はありません。


※2018年7月撮影。

社名は「めぬま」と読み、
「賣(売)」は女性の意味の「女(め)」、
もしくは「ひめ(姫)」の意味です。

御祭神はもちろんヤガミヒメですが
多くの場合はオオクニヌシと夫婦神として
祀られていることがあり、
ヤガミヒメだけを祀る神社は珍しい様です。

「沼」は元々「ぬ」と読み、「玉」や
「玉のような」という意味です。
「宝石のような」と書いたほうが
解りやすいですね。
つまりは「宝石のように輝く姫」と
意訳できます。

「見目麗しい」なんて比喩がありますが
SNSもメディアもないその昔、
噂が鳥取市から出雲市まで届くような
見目麗しい女神だったのだと思います。
これはスゴイことですね!

と言いますのも、ナビで調べてみますと、
仮に出雲を出雲大社、稲羽を賣沼神社と
してみますと直線距離で140km弱、
道のりは170km弱あります。

車で高速道を使って2時間30分あまり。
徒歩ですと最短で35時間と出ます。
一日9時間歩いても4日はかかる距離です!
隣町の美女というならまだしも
今で言えば隣の県の県庁所在地の美女の
噂が届くって、よっぽどですよね!?
想像以上の美女だったかもしれませんね。

このヤガミヒメ、
いろいろ憶測が飛んでいるようです。
ネットで見てみると、豪族の首長の娘とか
はたまた巫女だとか。
出自が定かでは無いのですが
そんな情報があるようです。

境内のすぐ近くの山は梁瀬(やなせ)山。
283mのこの山には2つの古墳があり、
そのうちの一つはヤガミヒメの墓と伝わる
「獄古墳」があります。

そして賣沼神社の隣に「八上姫公園」があり
稲羽の素兎のストーリーが紙芝居のように
遊歩道に設けられています。
さすがヤガミヒメの伝承の郷です。

いよいよヤガミヒメへ求婚する八十神たち。
ですが兎神の言葉通り、
八十神からは誰も選ばれず、
ヤガミヒメは自らオオクニヌシを選びます。

この事でオオクニヌシは八十神達から
恨みを買ってしまいます。
次回はその神蹟をご紹介します。

 

お付き合いくださって
ありがとうございます。
本日はこの辺で。
またの機会に。
ご自愛くださいますように。

 

過去のブログはこちら

古事記と出雲㊱ 大国主命① ~ その出生地はどこか?~

古事記と出雲㊲ 大国主命② ~ オオクニヌシのお爺さんお婆さん 長浜神社編 ~

古事記と出雲㊳ 大国主命③ ~ オオクニヌシのお父さん 日御碕神社 編 ~

古事記と出雲㊴ 大国主命④ ~ 稲羽の素兎 白兎神社 編 ~

古事記と出雲㊵ 大国主命⑤ ~ 稲羽の素兎 白兎海岸 編 ~

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