鉱物と暮らしのアイデア帳

【鉱物と暮らしのアイデア帳】 『贈り物』として大きな意味をもつ『勾玉』 ~『勾玉の日』『敬老の日』に~

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こんにちは。
オンラインショップ担当の畑です。

9月6日は『勾玉の日』です。
また、9月の第3月曜日には
『敬老の日』がやってきますね。
この2つの大切な日が、どういった日であるのか?
そして、特別な日に贈り物をしてきた文化。
これは、ほぼ世界共通なのでしょうね…。
贈る人、贈られる人の
喜びや感謝の想いが重なり合い、
そこには多くの笑顔や幸せがうまれます。

素敵な文化です。
うれしいことに日本では、
この文化は大切にされています。
日本が誇る、『贈り物』をするこの文化に乗って、
人生の節目となる日のお祝いや、
日頃の感謝の心を伝えていきたいものです。

勾玉の日とは?

どうして9月6日が『勾玉の日』なの?
なんの語呂合わせ…?
きっと、そのように思われる方も
多いことでしょう…。

そこで思い描いていただきたいのが、勾玉の形です。
数字の「6」と「9」は、勾玉の形に似ていますよね。
この2つの数字を組み合わせた事により、
9月6日は『勾玉の日』となりました。

ということは、6月9日は?…。
そうです!
この日も『勾玉の日』なのですね!
数字の「6」と「9」が重なる日は、年に二回。
6月9日と9月6日は、『勾玉の日』となるのです。

お守りとして…。贈り物として…。

特別な日となる『勾玉の日』に
勾玉をもってみられるのも
よいのではないでしょうか?
実は勾玉にある穴は、
自分を生かしてくれている祖先との
繋がりを意味しているのです。
祖先との繋がりを持つことによって、
その霊力の恵みを受けられ、
我が身に降りかかる邪気・邪霊から身を守り、
その恩恵を受けることが出来るといわれています。

また、当社が代々受け継いできた『出雲型勾玉』は、
ふっくらとして丸みを帯びているのが特徴です。
この均整の取れた形は、
親しみが持てる優しい印象となっています。
コロンとした丸い形は
『思いを込めやすく、抜けにくい形』
とされています。

これらのことからも、
自分を守ってくれる特別なお守りとしてや、
人生の門出を祝福する『贈り物』としても、
ピッタリといえるのではないでしょうか…。

また、アクセサリーとして、
身に着けるのにもピッタリですね。
勾玉をどこに身に着けるかによっても、
意味合いが変わってくるのが、勾玉アクセサリー。
身に着ける場所によっての
意味合いを紹介している記事もありますので、
是非こちらも見ていただきたいです。

《出雲型勾玉・身に着ける場所はどこがいいの?》

『敬老の日』はいつから始まったの?

『贈り物』ということで、
近いところでは特別な日がいつなのか?
と思いながら、
なんとなく、カレンダーを見ていたわけですが…。

ありますね!
敬老の日ですよ。
9月の第3月曜日が『敬老の日』となるので、
2019年は9月16日になりますね。

ではこの『敬老の日』は、
一体、いつから始まったのでしょうか?
1947年(昭和22年)9月15日に、
兵庫県の野間谷村で「としよりの日」として
敬老会を催したことにルーツがあるようです。

そして、この「としよりの日」は
全国に広まっていき、
名称も「老人の日」と改めながら、
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、
長寿を祝うために1965年(昭和39年)には
国民の祝日「敬老の日」として定められたようです。

『敬老の日』には聖徳太子が関係していた!

現在は、9月の第3月曜日が『敬老の日』として、
祝日法で定められていますが、
それまでは曜日に関係なく毎年9月15日でした。

『敬老の日』が、なぜ9月15日であったのか?
更に調べてみると、
もうひとつ面白い話がありましたよ!
それは何かって…?
じつはこの『敬老の日』、
聖徳太子が関係していたようなのです。

聖徳太子のいた時代となるので、
飛鳥時代まで大きく遡ることとなりますね…。
西暦593年に聖徳太子が、
身寄りのない老人たちの為に、
『悲田院』という施設を設立しました。
この設立日である9月15日に、
ちなんだものであるともいわれています。

『敬老の日』のルーツが
聖徳太子にあっただなんて…。
なんだかすごく歴史を感じてしまいますね。

『敬老の日』は何歳から?

多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、
長寿を祝う日を『敬老の日』として、
祝日法では定められていますが…。
では、何歳からお祝いをしたらよいのでしょうか?

法令では65歳以上を
高齢者としていることを考えれば、
ここがひとつの目安になるのではないかと…。
でも、難しいですよね…。
年寄り扱いをされると
嫌がられる可能性もありますしね…。

でも、そこは上手に!
悩んでしまうような年齢であっても、
お孫さんから「おじいちゃん」「おばあちゃん」を
お祝いするかたちにすれば…。
年齢よりも間柄から見た感覚が強くなることで、
きっと喜ばれるはずですよね。

長寿のお祝いは、250歳まである!

『敬老の日』から話が膨らむのですが、
「おじいちゃん」「おばあちゃん」の
長寿のお祝い(賀寿のお祝い)は
たくさんありますよね。
還暦を迎える60歳の節目から
お祝いをするのが一般的ですが、
よくご存知の方も多ければ、
聞いたことはあるけど詳しくは…、
という方も多いのではないでしょうか。

(私は後者です…笑)

そんな長寿の祝いをまとめてみましたよ!

60歳|還暦(かんれき)
日本でもおなじみの十二支と、「甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・癸」の十干を組み合わせた干支は60種類におよびます。
人間が生まれてから60年経つと、この60種類の干支が一巡することになります。
干支が一巡して、新たに暦を迎えることから「赤ちゃんに戻って生まれ直す」という意味があります。
そのことから、赤い頭巾や、ちゃんちゃんこを贈ってお祝いをするのが一般的となっています。

70歳|古希(こき)
唐の詩人杜甫(とほ)の『酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり』という詩に由来があります。
『酒代のつけは私がいつも行く場所には、どこにでもある。しかし、人生七十年生きる人は古くから稀である』という意味です。
お祝いの色は、紫色のものを贈ってお祝いするのが一般的となっています。

77歳|喜寿(きじゅ)
喜びの略字が、「七十七」と分解できることから喜寿と呼ばれるようになりました。
古希と同様、紫色のものを贈ってお祝いします。

80歳|傘寿(さんじゅ)
傘の略字が、「八十」と分解できることから傘寿と呼ばれるようになりました。
古希、喜寿と同様、紫色のものを贈ってお祝いします。

88歳|米寿(べいじゅ)
米の字を分解すると、「八十八」となることから米寿と呼ばれるようになりました。
お祝いの仕方は、還暦とほぼ同じですが、還暦では赤いちゃんちゃんこを贈るのに対して、黄色や金色のものを贈ってお祝いをするのが一般的です。

90歳|卒寿(そつじゅ)
卒の字の略語が「卆」で「九十」と分解できることから卒寿と呼ばれるようになりました。古希、喜寿などと同様に、紫色のものを贈ってお祝いします。

99歳|白寿(はくじゅ)
「百」の字の「一」を取ると「白の」の字になることから白寿と呼ばれるようになりました。還暦のお祝いの仕方とほぼ同じですが、白いものでお祝いをするのが一般的となっています。
「還暦」や「古希」が中国から伝わったといわれるのに対して、「白寿」は日本発祥のお祝いです。

100歳|百寿(ひゃくじゅ)
百寿(ももじゅ)、または、紀寿(きじゅ)ともいわれ、ピンク色を基調にお祝いをするのが一般的となっています。100歳を越えて以降は、上寿のお祝いとして毎年お祝いをします。この場合は、特に色は決まっていないようです。

108歳|茶寿(ちゃじゅ)
「茶」の字を分解すると「十、十、八十八」となり、すべてを足すと108になることから、茶寿と呼ばれます。

111歳|皇寿(こうじゅ)
「皇」の字を分解すると「白(99歳)、一、十、一」となり、すべてを足すと111になることから、皇寿と呼ばれます。

120歳|大還暦(だいかんれき)
2回目の還暦を迎えることになるため、このように呼ばれます。

250歳|天寿(てんじゅ)
天から授かった寿命という意味もあり、「天寿を全うする」としてこの言葉が使われています。

『贈り物』として大きな意味をもつ『勾玉』

それにしても、250歳って凄いですよね!
体をちょっと改造すればいけるのでしょうか…。

(今の食文化では、絶対に無理ですね…。)
(昔、機械の体を手に入れるために、
汽車に乗って惑星アンドロメダを目指す?
みたいな物語を見た記憶が…。)
(それぐらいしないと、250歳は無理ですね…)

冒頭からお話してきました勾玉ですが、
2つ向かい合わせにすると
『結(ゆい)』とよばれる形となります。
この『結』は、円に近い形であることから、
「ご縁」のお守りとして、
人とのご縁、仕事とのご縁、お金とのご縁、
あらゆるものとの「ご縁」を
運んで来てくれるといわれています。
自分自身が身に着けることで、
とても幸せになれる気がしますね。

また、身内である
「おじいちゃん」「おばあちゃん」に
祖先との繋がりを意味している穴を持つ『勾玉』を
節目となる特別な日に贈るというのは、
大きな意味をもつのではないでしょうか。
勾玉にも様々な石種があることから、
色も豊富にあるので節目に合った色合いで
『贈り物』とすることも出来ますね。

自分自身に対して…。
そして、大切な人への『贈り物』としても、
『勾玉』はきっと
大きな意味をもってくれるでしょう…。

《9月6日『勾玉の日』特集ページはこちら》

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