鉱物と暮らしのアイデア帳

【鉱物と暮らしのアイデア帳】神の石『天珠』文様の秘密に迫ります!⑨(日月天珠・日月星天珠)

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こんにちは、オンラインショップ担当の中嶋です。

『天珠の文様の秘密に迫る!第9回目』の本日は、日月天珠・日月星天珠の文様の秘密のお届けしたいと思います。

宇宙にまつわる壮大なお話や日本の古くからの信仰にも結びつくお話を是非ご覧ください☆

それぞれの文様の意味

日月天珠

『運勢が飛躍的に大上昇?!日月天珠』

■日月とは…

文字通り太陽と月のことを表しています。
ここではまず、太陽と月についてそれぞれお話したいと思います。

【 太陽 】

世界中で多く見られる太陽信仰ですが、中でも日本での傾向はより強いものではないでしょうか?

日本の国旗の赤い部分は太陽を象徴すると言われていますし、昔から新年には初日の出を拝む習慣があります。

そして何よりも皇室の祖先とされる天照大神は、古来より農作物などに実りを与える太陽の神として信仰の対象とされてきました。

また、小さい頃に「お天道様が見ているよ」と言われたことはありませんでしたか?
「お天道様」=「太陽の神様」には何でも筒抜けだから見られても恥じない行動をしようという教えですね。今でも日本人の心に根付く言葉の一つだと思います。

世界を明るく照らす太陽は男性的なエネルギーを持つと言われ「生命・勝利・情熱・勇気」などの意味合いから、そのエネルギッシュなパワーで気持ちを明るくしてくれる存在と言われています。

【 月 】

地球の唯一の衛星である月……
先人たちは昔、月の満ち欠けを基準にした「太陽太陰暦」を用いて生活し、花の種を植える日、野菜や果物の収穫日、漁業に出る日などは月の満ち欠けを参考にして決めていたと言います。

それほど暮らしと密接な関係にあったお月様……

旧暦の8月15日は十五夜「中秋の名月」
旧暦9月13日は十三夜とされ、特別美しいお月様を愉しむ習慣がありますね。
「お月見」は日本独特の風習……

日本神話である『古事記』や『日本書紀』には、月の神様が登場するのをご存知でしょうか?
あの天照大神の弟「月読尊(ツクヨミノミコト)」は、じつは月の神様なのです。

月をめぐる『竹取物語』は日本最古の創作物語であり、ロマンティックな月の物語が受け継がれていますし、月面のうさぎ模様の伝説は『今昔物語』に綴られています。

古来よりその神秘的な力で人々を魅了してきたお月様は、女性的なエネルギーを持つと言われます。
それは女性らしさや優しさの象徴であり、闇を明るく照らすことから人の道しるべを示すとも言われています。

>>暮らしと月の密接な関係について詳しくはこちらから
>>十五夜「中秋の名月」について詳しくはこちらから
>>十三夜について詳しくはこちらから

【ペアとされる「太陽と月」】

古来、神話の中で太陽と月は「ペア」と考えられることが多く、日本では太陽の神「天照大神」と月の神「月読尊」が姉弟とされ、ギリシャ神話では太陽神「アポロン」と月の女神「アルテミス」は双子とされています。

太陽は陽を、月は陰を象徴すると言われ、対照的でありながらバランスの取れた素晴らしい陰陽ペアと言えるでしょう。

■日月天珠の意味

太陽と月、陰陽のバランスが取れた天珠。

太陽は健康・勝利を、月は優しさや金運を表すことから、運勢を飛躍的に大上昇させると言われます。
また、宇宙パワーで潜在的に眠っている力を呼び覚まし、正しい方向へ導いてくれると言われています。

三日月が描かれた愛らしい天珠は、隠れた力を引き出して、前進したい時におすすめです。

>>日月天珠はこちら

 

日月星天珠

『幸せと活気のある毎日を過ごしたい!!日月星天珠』

■日月星とは…

太陽と月、星を表しています。
太陽と月は日月天珠で記載した通りとなりますので、こちらでは星について触れたいと思います。

【 星 】

夜空に輝く無数の星たち…
太陽、月と同じく星もまた、神秘的な力を持つとされています。

7月7日七夕には、短冊にお願い事を書いて星に託したり…
流れ星を見たらお願い事を3回繰り返すと願いが叶うと言われたり…

古くから私たちは星に願いをかけてきたと同時に、ある星、ある星座は神格化され自然崇拝の一つとして信仰してきた歴史があります。

北極星と北斗七星です!

北極星は全ての星の中心、つまり天の中央に位置し不動であることから「妙見菩薩(妙見さん)」としてその存在が神格化されました。

それは宇宙を見守る星であり、私たち人間や動物、この世のすべてを見守っていると言われます。それは遥かなる宇宙を表すと考えられているのです。

また北斗七星は、北極星の回りを規則正しくめぐる特別な存在として、こちらも古くから信仰の対象とされてきました。

北極星を守る星とされる北斗七星はとても目立つ星座であることから、世界中の神話や伝説にも取り入れられています。

北斗七星もまた、私たちを見守ってくれる大切な存在であり、日本では今でも北極星や北斗七星を祀る神社が数多くあります。

【「三辰」とされる太陽・月・星】

三辰とは、万物に大きな影響をもたらす天体、太陽・月・星を表す言葉。

この三辰の運行が天皇・国家・国民の平和と安泰にかかわると考える「三辰信仰」は古くからの自然崇拝の形です。

また、日月天珠の説明でも記載しましたように、日本の神話では太陽は「天照大神」、月は「月読尊(ツクヨミノミコト)」を表します。

では星はどうでしょうか?
じつは星を表すのは、天照大神のもう一柱の弟「須佐之男命(スサノオノミコト)」と言われています。

3柱の姉弟が太陽と月、星の三辰を表すとは、驚きの事実ではないでしょうか?

■日月星天珠の意味

輝く星の中に太陽と月が浮かぶ宇宙の天珠。

太陽と月で陰陽のバランスを保つことで運気が大きく上昇すると言われます。

さらにすべてを見守る星により宇宙のエネルギーが高まり、バイタリティに溢れ活気に満ちた生活をサポートすると伝えられています。
沢山の幸運を運んでくれるとも言われます。

まさに宇宙のエネルギーを表した力強い天珠。
充実した日々を送りたい方におすすめです。

>>日月星天珠はこちら


※天珠の意味合いや記述につきましては、複数のいわれや言い伝えなどを基にまとめたものになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに~♪

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