鉱物と暮らしのアイデア帳

【鉱物と暮らしのアイデア帳】星座ものがたり 第1話 牡羊座 ~星座にまつわるギリシャ神話と天然石~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。
オンラインショップ担当の畑です。

前回はなぜ12星座なのか?
星座にはそれぞれ守護石となる星座石があって、
星座石の起源と星座がギリシャ神話と
大きくかかわっていることをお話しました。

これからは、これら星座と
それにまつわるギリシャ神話について、
『星座ものがたり』と題してお届けします。
というわけで、第一回目となる本日は
黄道12星座の中でも最初にくる
『牡羊座』について調べてみましたので
紹介していきたいと思います。

夜空を見上げて、この牡羊座が確認できるのは
季節的には秋となります。
『羊』『羊の頭』という意味の
ハマルという名の2等星をはじめに、
3等星以下の星で構成されている星座で、
秋の東の夜空で輝いています。

牡羊座の守護石となる星座石は
複数割り当てられておりますが、
代表的なものとして二つあげております。
それぞれに石の持つ意味合いもあるので、
一緒に下記でまとめております。

私は占い師ではないので、
ここではあえて星座別の性格や
それらからくる運勢などは書きませんが、
牡羊座にまつわるギリシャ神話を調べていくうちに、
守護石となる星座石に、
なぜこの石たちが選定されているのかが
分かったような気がします…。

牡羊座(アリエス) 3/21~4/19
星座石・・・ガーネット、ロードクロサイト

【ガーネット Garnet】
和名…柘榴石(ざくろいし)
努力を実らせ、成功・勝利へと導く、信頼を得る

〈ガーネットの商品はこちらをクリック〉

【ロードクロサイト Rhodochrosite】
和名…菱マンガン鉱(りょうまんがんこう)
情熱的な愛を引き寄せる、豊かな人生へ導く

〈ロードクロサイトの商品はこちらをクリック〉

☆牡羊座にまつわる神話☆

牡羊座は、夜の平原にたたずむ
羊の姿を表した星座です。
ギリシャ神話の中で、
いくつかの物語で登場してきます。
大神ゼウスが巨人族に襲われて逃げた時に
姿を変えた羊だともされていますが、
本日紹介するのは次のようなお話です。

テッサリアにアタマス王と王妃ネペレの国があり、
二人にはプリクソス王子と
双子の妹ヘレ王女という子供がいました。

やがて、アタマス王は王妃ネペレに冷たくなり
離縁してしまい、新たにイノを妻とするのです。
前妻となったネペレは、
二人の子供たちに対して新妻のイノが
冷たくあたってくるのではないかと心配します。
そして、その不安は的中してしまいます。

新妻イノがとんでもない行動にでるのです。
保存してあった穀物の種を
あぶって芽が出ないようにし、
その年を飢饉にさせてしまったのです。

(ありえないですよね…。)

アタマス王は飢饉の原因が何であったのか、
デルポイの神託を仰ごうと伝令を送りました。
そして、ここでまた新妻イノです。
イノはアタマス王に隠れて伝令を買収し、
『二人の子供であるプリクソスとヘレを
ゼウスの生贄に捧げよ』と、
嘘の神託を王に告げさせてしまったのです。
それは恐ろしい神託でしたが、住民の恐れは強く、
アマタス王は子供達を
ゼウスに捧げる事にしたのです。

プリクソスとヘレが新妻イノの悪巧みによって
生贄として殺されそうになっていたまさにその時、
一頭の羊が現れ二人を乗せて
天高く飛び上がり助けたのです。
この羊、哀れな二人を助ける為に
大神ゼウスが遣わした
金色の空飛ぶ羊と言われています。
二人は羊の背中に乗って逃げましたが、
妹のヘレは途中で海に落ちて、
溺れて死んでしまいます。

(羊の二人乗りは、無理があったのでしょうか…。)
(っていうか…、この彫刻、羊が小さすぎません?)
(とてもかわいそうな話です…。)

その後、プリクソスは
逃亡先であるコルキスの国まで辿り着き、
この地の王であるアイエテスの歓迎を受けて、
王の娘カルキオペと結婚することとなります。
そして、この羊をゼウスに生贄として捧げ、
コルキスの王には金色の羊の毛皮を贈りました。

コルキスの王は、その金色の毛皮(金羊毛)を
神に捧げた森の中の樫の木に掛け、
昼も夜も眠らない
火を吹く竜に守らせることにしたのです。

(生贄にするって本当にひどい話です。)
( 助けてもらったのに…。)
(恩を仇で返すとは、まさにこのことですね。)

ところが、この恩知らずな行為に見えるのが、
古代においてはいい事だったのです。
神の遣わした獣は生贄として
神に返すという風習だったのですね…。

そして、コルキス王が手に入れたこの毛皮は、
のちに金色の毛皮を探し求めた
アルゴナウタイの冒険へとつながります。
アルゴナウタイが航海するのに
乗り込んだのがアルゴ船で、
ギリシャ神話に登場する巨大な船です。
このアルゴ船の乗組員のことを
アルゴナウタイといい、
ギリシャ神話の英雄たちで構成されています。
まさにドリームチームです。
このアルゴ船、実は羊に乗って逃げて助かった、
プリクソス王子の息子である
船大工のアルゴスによって
建造された船だったようです。
私だけでしょうか?
なんだかすごい因果を感じてしまいます。
いつかこのアルゴス(アルゴ座)や
アルゴナウタイ英雄達の大冒険についても
書くことができればなぁ…。と思っております。

本日は牡羊座を紹介させていただきました。
後ろを向いた様子で星座になっているのは、
ヘレが背中から落ちたときに
振り向いた姿が星座になったともいわれています。
天高く、遥か遠くのコルキスまで飛んで、
プリクソスの命を助け、
そして、毛皮になっても英雄達が求めて止まない
『金羊毛』というに秘宝にもなった…。
きっと牡羊座の星のもとに生まれた方は、
星座石のように人を引き付けて止まない
魅力があったりするのでしょうか…。

次回は黄道12星座の2番目にくる
『牡牛座』の神話を紹介したいと思います。

《過去の星座掲載記事はこちら》
知ってました?星座で選ぶ『守護石』

〈ガーネットの商品はこちらをクリック〉

〈ロードクロサイトの商品はこちらをクリック〉

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加