鉱物と暮らしのアイデア帳

【鉱物と暮らしのアイデア帳】星座ものがたり 第11話 蠍座 ~星座にまつわるギリシャ神話と星座石~

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こんにちは。
オンラインショップ担当の畑です。

星座にまつわる神話を中心に
守護石となる星座石の紹介をしています。
前回は、天秤座の神話と星座石の紹介をしました。
本日は、黄道12星座の中でも8番目にくる
『蠍座』について、紹介していきたいと思います。
10月24日から11月22日の間で、
この世に生を享けた方が蠍座の生まれとなりますね。

蠍座の見つけ方

夏の夜空のシンボルとして、南の空、地上近くで
大きく輝いているのが蠍座です。

(サソリだけに、地上近くにいるのでしょうか?…)

天の川を南に下っていった先、
南の空の低いところに、
赤い星が輝いているのが目に入ると思います。
この赤く輝く一等星アンタレスが、
さそり座の目印で、この星を通って、
S字型にサソリの形が描かれています。
このアンタレスは、
サソリのちょうど心臓あたりで光っています。

この蠍座は低い位置を動いているために、
都会ではとくにビルの裏側に回ってしまったり、
街の明かりにかき消されてしまう事も
あるかもしれません…。
できれば空が開けて見える暗い場所で見ると
探しやすいです。

『火星に拮抗するもの』

アンタレスは、月や惑星の通り道付近にあるので、
それらの惑星と並ぶ姿も見ることができます。
その中でも、特に目を引くのが
火星と並んだときです。

アンタレスはギリシャ語で
『火星に拮抗するもの』を意味していて、
それをローマ字表記した『Anti-Ares』から
その名前の由来があるようです…。
火星とアンタレスが、
その赤さを競い合うわけですね。

このアンタレスは、
太陽の直径の230倍もある巨大な惑星で、
550光年も離れたところから、
その赤い輝きがとどいているわけですが…

この赤い輝きを中国では“大火”
日本では“赤星”や“酔っ払い星”などとも
呼ばれていたようです。

また、昔の人は、火星とアンタレスが近づくと、
戦争や災害が起こるとも考えられていたようです。
大昔より、人々が惑星・星座の位置関係から
国家の運命や災い、天変地異を
予知していたことがうかがわれますね。

蠍座の守護石となる星座石も
複数割り当てられております。
その中でも代表的なものとして
二つをあげさせていただきます。
それぞれに石の持つ意味合いもあるので、
一緒に下記でまとめております。

蠍座(スコーピオ) 10/24~11/22
星座石・・・ルビー、トルマリン

【ルビー Ruby】

和名…紅玉(こうぎょく)
争い事の勝利、カリスマ性や華やかさを与える、
深い愛情

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【トルマリン Tourmaline】

和名…電気石(でんきせき)

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☆蠍座にまつわる神話☆

蠍座の神話を語る上では、
オリオン座のモデルとなった
狩人オリオンの神話を通しての紹介を
しなくてはなりません。

本日のお話は、蠍座の神話になるのですが、
じつはオリオン座は今、
注目すべき星座でもあるのです。

オリオン座を構成する1等星のベテルギウスが、
まもなく超新星爆発を
起こすのではないかとも言われ、
オリオン座はどうなってしまうのか?
爆発をすることで、太陽が2つ出現する?
などとも囁かれているのです…。

また、10月22日には『オリオン座流星群』が
極大をむかえ、私たちの頭上で、
その美しい姿を披露してくれるのも楽しみですね。
オリオン座の『超新星爆発』や『流星群』についての
お話も別記事で紹介しています。
面白いお話なので、
こちらも是非ご覧になられて下さい。

≪オリオン座 超新星爆発!太陽が2つに…≫
≪2019年10月の天体ショー
「オリオン座流星群」「りゅう座流星群」≫

話が逸れました…。
神話のお話をすすめますね!

オリオンは海王ポセイドンとミノスの王の娘である、
エウリュアレーとの間に生まれた、
半神半人の大男でした。
大男にはめずらしく、美男子で腕の立つ狩人でした。

オリオンは狩りに出かけると、
いつも大きな獲物を捕らえていました。
このことに調子にのったオリオンは、
狩りの腕だけでなく力にも自信があったので、
『ライオンだろうが、熊であろうが
自分に敵うものは誰もいない』と、
普段から豪語してまわり、威張っていたのです。

神の送り込んだアサシン(暗殺者)

この調子にのったオリオンの行動は
神々の耳にも入ります。
これに最も頭にきたのは、大地の女神ガイアです。

『一年中、獲物が取れるのは、誰のおかげか!』
『大地神である私が、恵みをもたらすことで、
獣たちが繁殖しているのだ!』
『なんという傲慢な態度だ!』

大地の女神ガイアの怒りはおさまりません。
そして、オリオンを懲らしめるために、
一匹の強力な毒をもったサソリを
送り込むことにしたのです。

いよいよ、サソリの登場です!

強者オリオンの油断

神々を怒らせたとは思ってもいないオリオンは、
その日も威張って、いつも通りに狩りに向かいます。
それを待ち伏せしていたのが、一匹のサソリです。

隙をうかがっていたサソリは、
オリオンに気付かれぬように忍び寄り…。
そして、尻尾の毒針でオリオンのかかとを、
チクリと一刺し!
この強力な毒をもった、サソリの一撃は、
最強を自負していたオリオンを
苦しめることとなるのです。

(なんとも、簡単な展開です!!)

毒がオリオンの体中を駆け巡ります…。
オリオンは毒に苦しみ、のたうち回るのです。
そして、もがき苦しんだあげくに
息絶えてしまうのでした。

神々の怒りにふれたオリオンを、
見事に仕留めたサソリは、この功績が称えられ、
大地の女神ガイアによって天に上げられ、
蠍座となったといわれています。

サソリから逃げ回るオリオン

蠍座が現れる夏には
決して姿を現さない星座があります。
それは、冬の星座の『オリオン座』です…。
このサソリによって、殺されてしまったオリオンも
星座となっているのです。

オリオンは、星座になってからも
サソリを避けています。
蠍座が西に沈む秋になって、
ようやくその姿を東より現し、
蠍座が見えない間だけ空で輝くのです。
蠍座とオリオン座は、
180度正反対の所に位置している為、
絶対に同時に現れないことから
生まれた神話だともいわれています。

本日は、蠍座にまつわる神話と星座石を
紹介させていただきました。
蠍座の星のもとに生まれた方は、
星座石の意味合いにあるように、
勇気と意志の強さ持ち合わせ、
勝負事に対して勝利する力を
持ち合わせているのかもしれませんね…。
神話からも、そのことをうかがえたように思えます。

さて、蠍座の神話は、狩人オリオンの神話と
一緒に語られているわけですが…
この狩人オリオンの死については、
また別の神話もあるのです。
これがまた、すごく切ないお話になります。

というわけで次回は、
『オリオン座 狩人オリオンのもうひとつの死』
について、お話をしたいと思います。
こちらも是非ご覧になっていただきたいと思います。

《他の星座記事はこちら》
知ってました?星座で選ぶ『守護石』
星座ものがたり 第1話   牡羊座

星座ものがたり 第2話   牡牛座 前編
星座ものがたり 第3話   牡牛座 後編
星座ものがたり 第4話 『天の川銀河』
星座ものがたり 第5話   双子座
星座ものがたり 第6話   蟹座
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オリオン座 ベテルギウスの超新星爆発!!太陽が2つに…!?
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夜空のイベント ☆ ペルセウス座流星群 ☆~天然石に思いを込めて~

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