こんにちは。
オンラインショップ担当の畑です。
天然石を選ぶ際に、自分の誕生月から
『誕生石』を選ぶ方も多く、
日本ではおなじみとなっていますね。
また当店では、ラッキーカラー占いも
おすすめしていますので実際にやられて、
それを通して天然石をお選びになられている方も
多いかと思います。
このラッキーカラー占いも、
誕生日から導きだしているんです。
日本では誕生石やラッキーカラーから選ぶ方が
大半ではありますが、この天然石を守護石として
選ぶ方法は様々で、じつは他にもあるんです。
ヨーロッパでは星座石を守護石として
選ぶ方法が主流だとも言われています。
星座といえば…『星占い』
TV番組の占いや雑誌の占いページなど、
いつも楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
ご存知のとおり、『星占い』は誕生日によって
12の星座に分けられ占われます。
そうです…。この星座にもそれぞれ守護石となる
『星座石』が存在するんですね。
それではこの『星座石』を、
起源も踏まえて紹介したいと思います。
星占いは12星座。どうして…?
星占いは、正式には西洋占星術といいます。
では、どうして12星座なんでしょうね?
地球は太陽の周りを1年かけて1周します。
公転ですね…。
実は地球から空を見上げた時の
太陽と星座の位置に大きな関係があります。
生まれたときの太陽を自分に例え、
その時に太陽と重なった位置にある星座が
自分の星座となるわけです。
実際には地球が太陽の周りを
公転しているわけですが、
地球から見ると太陽や星座は
一緒に西に動いているように見えるんです。
空を見上げたときに太陽は1日1回転、
星座は1日361度回っているようにみえるわけです。
星座は太陽よりも1日1度速く回っているので、
1ヶ月後には30度ずれて、
太陽と重なる星座は変わってきます。
空全体は88の星座に分けられておりますが、
このずれによって、その中を
太陽が通っているように見える道を黄道といいます。
この太陽の通り道に存在する星座は12あり、
これらを黄道12星座といいます。
(中学の理科でしたっけ?)
人の生まれたときの太陽と星座の位置関係で、
占いは12星座となっているわけですね。
星座石の起源
これらは今から2000年以上も前に
考えられたものでありますが、
星座はギリシャによって
作られたものと思っている方も多いと思います。
しかし、実は占星術を見出したのは
バビロニアのカルデア人によって
考案されたものと言われています。
天体に関する神話は
メソポタミアが起源にあるとされていますが、
それがギリシャに伝わり、神話と占星術が融合され、
現在に語り継がれるものとなりました。
また、ギリシャでは惑星・星座の位置関係から
国家の運命や災い、天変地異を予知する
手段として使われていたようです。
このように星座と神話は
切り離すことの出来ないものとなったわけです。
神秘さ故に惑星や星座に神の偉大さを見出し、
神話が浸透すると同時に色やイメージに合った
宝石が当てはめられていった…。
これが星座石になったといわれています。
一方、約3500年前に書かれた旧約聖書
「出エジプト紀」にある記述では、
ユダヤの高僧達が着けていた胸当てには
12の宝石があしらわれており、
これが12の誕生石の起源であるともいわれています。
しかし、これまで歴史家達は、
誕生石の起源であるともいわれる
この胸当ての12の宝石が、
12の星座に関連しているのではないか?…として
討論を重ねてきたそうです。
本当のところはどうなのか…。
信じるか、信じないかは、あなた次第…。
というやつでしょうか…。
『星座石』とギリシャの神々
時代と共に、新たな選定も行われてきたことにより、
星座石は一つの星座に
複数の石が割り当てられております。
それぞれの星座の代表的な星座石を以下にまとめました。
これを知ってしまうと、
星座石で自分にあった天然石を選ぶのも、
なんだか素敵ですね。
自分の生まれたときに
太陽の向こう側で輝いていた星たち…。
それが自分の星座。
そんな星たちに魅了されるのは、
まさに宇宙が神秘的で壮大であるが故にですね。
それぞれの星座石と
その星座にまつわる神話を調べていくうちに、
星座・神話のことをよく知らない私でも、
奥が深く、ギリシャ神話に登場してくる神々の世界が
より人間的であるのに驚き、面白さも感じてしまい、
もっとよく知りたいと思ってしまいました。
神様なのに嫉妬深かったり、意地悪だったり…。
まるで人間の性格の
ある一部分を極端にしているような…。
そういった意味では、
人間よりもより人間的だったりするのでしょうか…。
そんな思いから、
次回からは各星座の守護石となる星座石と
それに纏わるギリシャの神話も
一緒に紹介していきたいと思います。
無知な私の個人的な見解ですが、
特にギリシャ神話に関する文献・資料は多く存在し、
断片的に紹介されているものも多い為、
より理解をするのには難しかったりもしました。
神話に精通されている方には、見苦しいところや
許せないところがあるとは思いますが、
個人的な観点から様々な資料を見て、
それらを繋げていくとストーリー性も
出てきたりもしたので面白く思えました。
私のようにこれまで神話に
深く関心を持っていなかった方に、
わかりやすく伝える事ができたらと思います。
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