鉱物と暮らしのアイデア帳

【鉱物と暮らしのアイデア帳】「宇宙の日」オリオン座 ベテルギウスの超新星爆発!!太陽が2つに…!? ~爆発する天然石 フラワールチル~

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こんにちは。
オンラインショップ担当の畑です。

9月12日、今日は『宇宙の日』です。
『宇宙の日』は、国際宇宙年であった1992年に
日本の科学技術庁(現・文部科学省)と
宇宙科学研究所(現・宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所)が制定した記念日です。

皆さんご存知の毛利さんが、
日本人初の宇宙飛行士として、
スペースシャトル『エンデバー号』に搭乗し、
地球を飛び立ったのが、
この年の9月12日ということで定められたそうです。

季節も秋に変わり始め、空を彩る星たちも動き、
夏の星座から秋の星座へと移ってまいりましたが、
そんな夜空を彩る星たちや宇宙には、
話題が絶えることがなく、
多くの天体ショーが繰り広げられています。

話題の絶えない宇宙!天体ショーが目白押し。

この夏は『みずがめ座流星群』『やぎ座流星群』や、
なんといっても3大流星群のひとつでもある
『ペルセウス座流星群』が見ごろを迎え、
流星群が目立った季節となりました。
そして秋を迎えた今も、
夜空を彩る天体ショーは目白押しですよ。

まず、秋はなんといっても月でしょうか…。
古来より、日本の人々は月を愛でてきましたが、
収穫の時期であるこの時期に見える満月に
感謝をしてきたそうです。
誰もが知っている?聞いたことのある?
『中秋の名月』ですね。
この『中秋の名月』、
正確には満月ではないのですが…。
古来より「十五夜」として、
お月見をしてきたこの美しい『中秋の名月』は、
2019年は9月13日に昇る『月』となります。

(あ、明日じゃないですかっ!…。)

ちょっと…、わざとらしいですが、
『中秋の名月』を紹介している記事もありますので、
明日の夜を迎える前に是非、見ていただきです。

《中秋の名月の記事はこちらから》

そして、この秋も流星群は続きます。
10月に入ると、『りゅう座流星群』
『オリオン座流星群』が控えているのです。
じつはこのオリオン座については、
流星群だけではなく注目すべき話題があるのです。
本日は、『宇宙の日』ということもありますので、
このオリオン座の話題について
お話したいと思います。

超新星爆発!『ベテルギウス』の輝きが消える?…

このオリオン座の話題で注目すべきは、
オリオンの右肩で赤く輝き、
赤色超巨星と呼ばれる『ベテルギウス』が、
その寿命を終えようとしているということです…。

寿命を終えようとしている?…。
いったいどうやって終えるのか?…。

『超新星爆発』です!

なんだか、凄いことになっています。
オリオンの腰で並ぶ3つの星、
それを囲むように星が並び、
オリオンの右肩には『ベテルギウス』、
左足には『リゲル』。
そして、『ベテルギウス』は平家星、
『リゲル』は源氏星、というように覚えたものです。
私たちが学校の授業でも習い、
慣れ親しんだ冬を代表するオリオン座が、
その姿を変えようとしているのです。

よく考えたら、『ベテルギウス』が
超新星爆発を起こすことで、影響を及ぼすのは
オリオンだけではないのです。

オリオン座とセットで覚えた記憶がありますが、
『冬の大三角』も成立しなくなってしまいますね…。
おおいぬ座の『シリウス』、
こいぬ座の『プロキオン』とともに
冬の夜空に巨大な正三角形を描いているからです。

しかも、この『ベテルギウス』は
地球から640光年も離れていることから、
私たちがいま見ている『ベテルギウス』の輝きは
640年前のものであるということを考えると…。
『ベテルギウス』の輝きを見ているこの瞬間、
もしかすると既に爆発は起きていて、
『ベテルギウス』はその姿を変えている
可能性もあるのか?…、とも考えてしまいます。
私たちが慣れ親しんできた星ということもあって、
これはもう大事件という印象です…。

『超新星爆発』って?

では、この『超新星爆発』とは、
一体どんなものなのでしょうか…。
調べてみました。
色々と詳しく書かれている資料もありましたが、
専門家でもない私にとっては難しくも感じました。

簡単にまとめると、こんな感じのようです。
太陽の質量よりも、8倍以上重い質量をもつ星は、
内部で核融合の燃料となる物質を使い果たすと、
星を支えていた圧力が下がってしまい、重力によって
内側に潰れようとする力が強くなっていきます。
すると、星の中心部は崩壊をしてしまい、
突然、大爆発を起こしてしまう…。
というものだそうです。

もっとお話しをすると、
燃料となる最も軽い元素である水素が
核融合反応を起こし、水素より重い元素である
ヘリウムに変換されるエネルギーで
星は燃えています。
そして、燃料となる水素を使い果たすと、
今度はヘリウムが核融合反応を起こし、
つぎに炭素を作り出していくのです。
そうなると今度はヘリウムが尽きてしまい、
炭素が燃えるという具合に
次々と重い元素が核融合反応を繰り返し、
星自体が膨張を続けていくのです。
しかし、核融合反応もいずれは終わりを迎え、
外側に膨張する力が無くなると、
内側への重力の力が一気に働き、大爆発を起こす。
これが『超新星爆発』。

う~ん…。すごく難しい話になってきましたが…。
とにかくスケールの大きい話です。宇宙です!

そして、この『超新星爆発』という名前の由来は、
星が爆発する瞬間に凄まじい光を発し、
それはまるで新しい星が
出現したかのように見えることから、
名付けられています。

爆発をして、もうひとつ太陽が出現する?!

赤色超巨星と呼ばれる『ベテルギウス』ですが、
元々は赤色超巨星ではなかったそうです。
以前は、太陽と同じように正常な状態を保ち、
燃え続けていたようです。
しかし、今では燃やし続ける燃料が
尽きてしまう手前の状態にあり、
それが原因で星の膨張は続き、
赤色超巨星へと変貌してしまったようです。

今やその質量は太陽の20倍、
そして大きさは1,000倍にもなっているようで、
この赤色超巨星『ベテルギウス』の寿命が
終わりに近づいているようです。

星は、質量が大きいほど寿命が短いそうです。
大きくなればなるほど、質量に対しての
消費量が大きくなるからのようですね。

『ベテルギウス』が超新星爆発を起こした場合、
地球からはどのように見えるのでしょうか?

これがまた驚きです!
『ベテルギウス』の輝きが、
満月の100倍となって空に輝くとも言われています。
それによって、夜は街を明るく照らし、
日中は太陽が二つ出現したかのように輝くとか…。
そして、その輝きは約3ヶ月続くであろうとの
予測も出ているようです。
その後、徐々に輝きを失っていき、
約4年の歳月をかけて、
『ベテルギウス』は完全に消失すると…。

満月の100倍の明るさで夜を照らすのって、
一体どんなことになるのでしょうか?

(想像がつきません…。)

太陽が二つ出現したかのように輝くのって?

(これまた、想像がつきません…。)

私たちの生活サイクルは、どうなるのでしょう…。
夜はきちんと眠れるのでしょうか?
リズムがくるいそうでもあります。
昼夜、人が動きまわることで、
電力の消費も凄いことになるのか?地球の環境は?
など、色々と想像や疑問が溢れ出てきてしまいます。

そんな『超新星爆発』、
日本にも歴史上記録が残っていたようです。
それは平安時代のことのようで、
『ベテルギウス』より10倍以上も遠い星が
超新星爆発を起こし、
半月に近い輝きで約2年、見え続けたとか…。
この時、生きていた方たちの驚きは、
凄かったことでしょう。

一体、いつ起こるのか?
まったく、分かりません…。
しかし、現在の科学で
『ベテルギウス』の現状を見る限り、
近いうちに間違いなく、
超新星爆発が起きる条件は整っているとのこと。
それは今から1万年後とも、
100万年後とも言われています。
幅が広いですが、いつ起きてもおかしくない状況。
「今から!」と言われていますから…。

もしかしたら、実際には既に爆発をしていて、
640光年離れたその輝きが届くのは、
今生きている私たちが
地球上にいる間かもしれないのです。
もしそうだとしたら、とんでもない天体ショーを
目の当たりにすることになるわけです。
想像するだけで、いいのか?悪いのか?
なんだかワクワクしちゃいますね。
果たして、生きている間に
立ち会うことができるのでしょうか?…。

最後になりましたが、爆発!ということで連想する
天然石『フラワールチル』を紹介したいと思います。

【フラワールチルクォーツ Flower rutile】

和名…針入り水晶
財運やギャンブル運を高める。
開業や新しい事を始めるときの強力な手助けとなる。

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フラワールチルはその名の通り、水晶の中で
「ぱっ!ぱっ!」と金色の花を
咲かせているかのように見える結晶です。
そして、この独特な結晶は、
まるで宇宙の星が
爆発するかのように見えることから、
『スターバースト(星の爆発)』とも呼ばれます。

金運に対しては爆発的な
エネルギーを持つとも言われ、
特にビジネスには大きな力を貸してくれるとか…。
また、この爆発の根元にある黒い内包物は
ヘマタイトで、最も金運パワーが強いとされる
部分であるとも言われています。

このルチルの爆発『スターバースト』を
見れば見るほど、『ベテルギウス』の超新星爆発が
気になってしまいそうです。
もし、歴史的現象に立ち会うことが出来たなら…。
期待と不安が入り混じったような感じですが、
一体、どんなことになるのでしょうね?

≪その他の天体ショー記事はこちら≫
夜空のイベント ☆ ペルセウス座流星群 ☆
2019年10月の天体ショー 「オリオン座流星群」「りゅう座流星群」
2019年12月の天体ショー 「ふたご座流星群」
2020年1月の天体ショー 「しぶんぎ座流星群」

≪他の星座記事はこちら≫
知ってました?星座で選ぶ『守護石』

星座ものがたり 第1話   牡羊座
星座ものがたり 第2話   牡牛座 前編
星座ものがたり 第3話   牡牛座 後編
星座ものがたり 第4話 『天の川銀河』
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